Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流 (新書y) (新書)
津田 大介 (著)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4862484824
天才! 成功する人々の法則 (ハードカバー)
マルコム・グラッドウェル (著), 勝間 和代 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4062153920/
いまごろもう猫も杓子もオヤジもお局も食い入るように読んでいると推測されるが(されるよね?)いわゆるヒップなビジネスパースンみたいのは丁度そのころこういう感じで
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン (著), 小林弘人 (監修), 高橋則明 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4140814047
原著"Free: The Future of a Radical Price"はPDFで放流されている。
そのつい先日にはこういうのがあって
リナックスの革命 ― ハッカー倫理とネット社会の精神 (単行本)
ペッカ ヒマネン (著), リーナス トーバルズ (著), マニュエル カステル (著), 安原 和見 (翻訳), 山形 浩生 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4309242456
隣の側道では実はこんなことになっちゃってて
The Art of Memetics
http://artofmemetics.com/
Neo Pagan / Chaos 筋による極めて乱暴な戦略意味論。筆者自ら放流したPirate editionがPDFで読めるのと、ウェブ自体が豊富なリンクとEmbed、Tweetで補完され続けるHyper Text Edition。ぐるっと一回りして懐かしいムードでもあるのだが、表出する「なう」にはほぼ必ず屈折しながら沈殿した膨大な過去がある、ということなのだろう。
その文化遺伝子Memeはすでにこの時点で確立されていたわけで
T.A.Z.―一時的自律ゾーン (Collection Impact) (単行本)
ハキム ベイ (著), Hakim Bey (原著), 箕輪 裕 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4755400597
原著(フリーテキスト)
http://hermetic.com/bey/taz_cont.html
これはつまりロゴスの内戦、平たく言えば言語ウィルス戦争なのだよ。
Playback: The Magic of William S. Burroughs (ペーパーバック)
Sven Davisson (編集)
http://www.amazon.co.jp/dp/0979083834
Black Fez Manifesto &c. (ペーパーバック)
Hakim Bey (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/1570271879
バイブルに手を置いて宣誓する国とそのマネーフォースへのカウンター意味戦略がBlack Fezを纏うのは情緒でも怨集でもなんでもない、極めてクールな記号演繹なのね、あたりまで合点がいったら改めてDiscordianを参照してみて
Principia Discordia: The Magnum Opiate of Malaclypse the Younger (ハードカバー)
Malaclypse the Younger (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/1846856043/
広告とアジビラと不在者の偽一神教モデル、うん、極めて納得!あれ!おれ今なんて言った? なんかちょっと検索酔いしたみたいだから、ミネラルウォーターでハーバルサプリ飲んで、今一度Twitter社会論に立ち戻って寝落ちしよう。
翌朝オフィスでさっそくTwitterをチェック。
http://twitter.com/tsuda
http://twitter.com/kazuyo_k
http://twitter.com/chr1sa
うんうん!有名人ともこんなに近いTwitter最高!なんて嬉しくなってきたところで昨日のつづきのパワポやるか、と思ったら視線の片隅にはこういう人たちもはいってくる訳で(昨日感染したMemeのせいです)
http://twitter.com/artofmemetics
http://twitter.com/techn0ccult
http://twitter.com/disinfo
http://twitter.com/GideonStargrave
http://twitter.com/discordian
不穏。極めて不穏。アイコンがもう不穏。
この不穏な人たちと自分がどう関係しているのか、さっぱりわからないのがまた不穏。
ふと気がつくと我が社のソーシャルメディアマーケティング戦略パワポに「利他的なミーム」とか「贈与経済」とか「カオスのコモディティ」とか項目立てして途方に暮れている自分を発見。ちょっと早いランチで気を取り直して、と気持ち足早にオフィスを出ると

ロスト・シンボルズ公式サイト
http://www.danbrown.jp/thelostsymbol/
オープンカフェでベジサンドを頬張りながら、ノートブックで作業に集中するビジネスマン。彼のデスクトップに表示されているパワポには三角形の中の目からびろーんと伸びるフキダシに「1800万部突破!」。会議まであと23分。間に合った。
(続く)