2006年08月29日

日記

10年ぶりくらいの知人に会った。
10代のなにかとデコボコな時期に、つかずはなれず傍にいてくれた友であり、大変感謝している。

なんだかもにゃもにゃ、と、なにかを喉元で抑えて、伺い知れない心の奥底に引っ込めてもにゃもにゃしてるような人だ。昔は、彼女は伺い知れない心の奥底でにやにやしてるのだろうと思ってた。そしてそんな彼女を頼もしい人だとも認識していた。

思い出しながら、徒然なるままに書き連ねる。
誰よりもクールで、誰よりも優しく、誰よりも微妙な表現をする人だった。
ガラス屋の娘さんであった。
モノを愛し、人に優しく、痛みに敏感で、それを見せない人であった。
振り返るに、当時同年代の友でそのように大人びた人はいなかった。
女の人というのは、我々男よりもずっと大人なのだな、と思ったものだ。
それでいて、なにか同じ風景の中に生きているような、同世代感、まー率直に「友」感だろう、そういうものも強く感じていた。おれも彼女もその他の人達も、みんな働いていた。街で唯一の若者通りで、我々はみな甘く昇華された疎外感をむさぼり、共有し、悪態をつき、真夜中を愛していた。

不思議なのは、おれと彼女が20才そこそこだった頃、東京で何度か遊んでいたということを、おれが本当に忘れてしまっていることだ。葛西臨海公園には2回ほどいった(らしい)し、待ち合わせに1時間以上遅れてやってきた彼女に立腹したおれは高価なイタリアンを無言でかきこみ、勘定は彼女に払わせたこともあるらしい。マジですか。本当にごめんなさい。

10年ぶりにお茶する彼女は、まぁやっぱりなんだかんだで変わってない。
あいかわらずもにゃもにゃと面白いことをいう人だった。
しかし変わったのは、そのもにゃもにゃに、昔は謎や不思議さを、今はもっとこう、なんというか、わかるわかる、そうよねー、という感じの共感、シンパシーを感じる、おれのほうだ。

そう、世界はもにゃもにゃとしかいえないなにかだ。
君はよく頑張り、そんな君をみておれは頑張り、あきらめず、クールに、面白いことのひとつもいってやりすごすことを学んだ。ほんとうにありがとう。助かったよ。

新婚旅行は台湾かチェコがお薦め。
カンクンとかもいいかもね。バリもいいのでは。
スニーカーとウェットテッシュがあれば、たいていのことはへっちゃらだ。
できるかぎり辺鄙なところに出掛け、みたいもの感じたいことの全てと出会ってこい。
そんな辺鄙な世界の片隅にも、きっと君を必要としている誰かが、なにかが待っている。
細胞の全てで食べて笑って泣いてこい。君がそうすることで、きっと世界は少しよくなる。
おれは確信する。

友よ、幸あれ、君よ。
おれたちは永遠に友達だ。


posted by bangi at 01:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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