2018年10月10日

研究者向け:私信


もうすっかり更新することもなくなったこのブログに、思わぬ使い道が生まれた。

以下はほぼ私信であるが、せいぜいが数人程度の研究者にとってはそれなりに食指を誘われるログではあるだろうので、返信の相手である君と、というよりはどちらかといえばむしろこのログを読む研究者に向けて、書いてみる。君に関しておれがなにか書く時には、これまでの10余年間、基本的にこのスタンスであったので、まぁウォッチャーにとってはおなじみのスタンスだ。

いままでと違うところは、二人称を「君」としてあるところだ。これは、君が自ら名乗り、署名つきで、いまだ迂遠ではあるがおれに対して書いた(であろう)ことに、おれなりの敬意を表してのことだ。君がそうするのは、おれの記憶にある10余年では、初めてのことだろう。そういうわけで、おれも匿名掲示板で(おれはコテハンでしっかりbangiと名乗っていたが)さんざん「おまえ」と呼んでいたのを、今回は「君」と呼ぶことにする。

しかしまぁ、内容は大したことではない。新たな情報はほぼ含まれていないだろう。なのでおれ的には無視してもよかったし、おれの損得を考えれば無視するべきだったのだが、いくつかの理由から、まぁこれくらいの労力は割くべき責任の一端というものがおれにもあろう、と判断し、そうしているという訳だ。無論、君からの返信が続くことは期待していないし、希望してもいない。基本的には、おれは君となんらかのやりとりをすることを、よっぽどの場合でもでもないかぎり「徒労」と捉えているからだ。この後は、おれの損得勘定と徒労感とのバランスで、おれも書いたり書かなかったりするだろう。


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まず、事の発端となった君のブログ記事だが、そのリンクはここには貼らない。この記事に書かれる内容に興味を持つのはおれと、君と、あと数人くらいであろうし、その数人は、すでに君のブログの当該記事を読んだ上でこの記事を読んでいるか、自力で君のブログを読みにいける人たちだろうから、という理由に加えて、おれは君のなんやかやのアクティビティに対してほんの僅かでもアクセスを誘導する、ということを一切やりたくないからだ。

君の書いた元記事へのリンクをここに貼らないというのは、その記事への「反論」という体裁のこの記事の読者にとっては、記事の説得力、信用を損なう方向にしか働かず、おれには損しかない。しかし、それを踏まえても君の書いたものへの誘導をしない、というのは、おれにとっては意義のあることだ。コピペで引用しながら引用元URLを貼らないというのは言論のルールに照らせばアウトなのだが、いまのところは「私信」というフォーマットで、つまり基本的には君と、引用元に自力でたどり着ける人間を読者として想定しているということで、勘弁願いたい。しかしこの自分的取り決めもまた大したことではないので、後に気が変われば、主に自分の損得勘定に応じて方針を変更するかも知れない。

おれは基本的に、きみの戯言には(楽しく拝読させてもらってはいるが)関わらないことにしてきた。おれが君にこうしてなんらかの反応を返すのは、1)おれへの言及が含まれるときと、2)おれや知人の名誉や利害に関係する、明らかな「虚偽」ないし「害意」が含まれるとおれが認めた時に限る。それは、君がさんざんおれに突っかかってきた匿名掲示板でも一貫して表明・実践してきた態度だったのは、この件に興味を持つ人なら多くが知っている、知り得ることだ。

当時のログ:http://kontonlog.blog105.fc2.com


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さて、長々と回り道をしたが、本題に入ろう。長ったらしい前置きに比べれば情報量は大したことはない。

君がブログで指摘した、おれの「嘘」とは、たぶんこれのことを指しているのだろう。

東京リチュアル:イベント情報
https://tokyo-ritual.jp/event.html#20160723

ここに該当部分を引用する。

現代思想、心理学、カオス理論、ポップカルチャーのハイブリッドで完全実践志向の現代魔術流派、ケイオスマジック。その考え方と基本テクニックを「マインドセッティング」「シジルマジック」「トランス」「バフォメット召喚」の4軸にすっきり整理してとことん具体的・実践的にレクチャーする予定。IOT日本ロッジの活動にも深くコミットしたバンギさんならではの「口伝」の現場に、星の導きあれ!


全文はリンク先で確認して欲しい。

これに関する君のブログ記事は、先述した通りここには貼らない。部分的にコピペするのも「切り貼りの印象操作」という誹りを避けるため、なるべく少なくと思うのだが、おれの論旨を明確にするために、まず1行引用する。

2018/10/15注記:著作権利者の申立により引用部分を削除



あらためて君のブログ記事を読んでも、実際君の論旨がどうもふらふらしていて、なにがどう嘘だと指摘しているのかはぶっちゃけはよくわからない。しかし、「嘘」というのは、ケイオスマジック界隈で長きに渡って発言してきた「同業者」として、おれが、主に君を意識して、徹底してきた「差別化」のポイントであり、おれもまた君のように虚言を弄するのを厭わない、と見られるのは、おれのアイデンティティ、ブランド価値に関わる問題なのだ。逆に言えば、おれがこの私信を書くことにした理由も、その一点に限る。その他の君の戯言には、おれは基本的に関心がない。


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さて、先に引用した記述がいたって妥当であることを、説明しよう。おれがくどくど言わなくても、君自身が同じ記事内でそれを説明しているので、君の記事を引用しながら説明しよう。

2018/10/15注記:著作権利者の申立により引用部分を削除


君が除籍されたらなんで除籍元のIOTがなくなった、となるのか、よくわからないがw 普通に考えても、誰かが除籍されて、その時点で除籍した組織がなくなる、というのは奇妙な話だろう。 事実なくなってなどいないし、君が除籍された後にも、関係者の会合や活動は、部外者である私が同席したものを含め確かにあったのだ。君がそれを知らない、あるいは想像もつかない、ということは考えにくい(いやまさか)。だから、君の

2018/10/15注記:著作権利者の申立により引用部分を削除


も、いつもの君の口ぶりで、わかって書いているだろう、とおれは推測する。いやまさか。

おれが当時IOT-JAPAN(君はこの表記にもなにやら突っかかっているが、日本のIOT界隈、を指す便宜上の表記としてとりあえずここでは用いる)とある程度親密な交流があったのは、2003年から2006年くらいをピークとして、2010年くらいまでの間だ。個人的な関係性は現在に至るまで続いているものもある。Magister Templiが辞任したのは2006年あたりだったと記憶している。君も知っているとは思うが、2004年にはおれとDJが主催し、当時のIOTJ界隈その他(ざっくりchaosmagic.com界隈、と呼んでもよい)が集うイベントを開催しており、当時のサイトと回想録も公開している。ポッドキャストでも、当時のいくつかのエピソードについて触れた記憶がある。

2013年10月14日
メルマガ「月刊23曜日」と「ケイオスマジックワールドミーティング2004荻窪」
http://23youbi.seesaa.net/article/377517897.html

「IOT JAPAN」「IOT 日本支部」という語をどう定義するかにもよるが、普通に想像して普通にそのようである通りに、君が除籍され去ったIOT JAPANはその後もIOT JAPANとして活動を続けた。それが幾つかの経緯があり、後にMagister Templiが自ら辞任したタイミングを持って、ここでいうところのIOT JAPANの活動は休止する。さらにその後にも幾つかのエピソードはあるのだが、それを君に教えてやる義理はおれにはない。

さておき、君がどういう根拠、あるいは思考回路で

2018/10/15注記:著作権利者の申立により引用部分を削除


と書いたのかは理解しかねるが、以上は控えめに言っても事実誤認であることは、先に挙げた2004年イベントの件ひとつをとっても、この記事を読む読者には推測できるのではないだろうか。



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以上をおれから提示する前提として(正確性や利己的バイアスについての判断は読者に委ねる)、君の書いたブログ記事について、いくつかおれの思うところを書く。

要するに、先にURLを貼ったおれの記事( https://tokyo-ritual.jp/event.html#20160723 )の記述のうち、君はこの部分を指して「嘘」と指摘しているのだろう。

IOT日本ロッジの活動にも深くコミットしたバンギさんならではの「口伝」の現場に、星の導きあれ!


ここではおれは「IOT 日本ロッジ」と書いてあるが、まぁ君がいうところでは「ないはず」の「IOT-JAPAN」と指すものは同じだろう。そして、君の理解では、君が除籍された後IOT-JAPANは「ない」のであり、「あった」ころのIOT JAPANに関して、君は窓口メールも全て把握していたわけだから、そこに「バンギが深くコミット」していた事実はない、とそういう論旨だろうか。

おれが深くコミットしたIOT-JAPANは2003年から2006年あたり(Magister Templiの辞任まで。正確な年はメールログを探しても見つからないが、いくつかの理由から2006年より後ということはないと思われる。)であり、君とは入れ違いなのだから、おれがどれくらい深くコミットしていたかを君が知らないのは、まぁ無理はない。あと、大したコミットメントではない。いい友人として、話し合い、体験し、相談し、素晴らしい青春の1ページを共有した、という程度だ。

あと、おれはIOTの参入者ではない。当時の「界隈」は、君も知っての通り、ToSやIOT、おれのグループやあれやこれなど、多くの人脈が交錯・重複して「シーン」を形成した。そのシーンのひとつの結実が、先にあげた2004年のイベントだ。おれは研究者として、友人として、部分的には君よりも深く、IOT-JAPANの内情を共有したのだ。それはここでおれが改めて述べるまでもなく、過去数年に残されたあちこちのログで参照できることだろう。そういうことだから、おれもイベント告知などの際には勿論、言葉を選んで「コミット」と書いてあるのだ。

もうひとつ、「口伝」に関してだが、これは単に君の日本語能力のおぼつかなさの露呈、あるいは無理筋な言いがかりであることは明確だろう。これはおれが銀孔雀で行なったワークショップの告知であり、それは勿論、おれから参加者に対する「口伝」の現場だ。そもそもこのワークショップは広くケイオスマジックと括られる技法と文化を、おれ自身の経験知からレクチャーするものであって、IOTのなにがしかをお伝えします、などどこにも書いてない。



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あといくつか、いい機会だから思うところを書いておく。

1.
君は長らく、おれがIOTメンバーであると表明したか、なんらかの形でIOTのメンバーであったと考えている節が見受けられる点や、2003年以降にIOT-JAPANは「ない」と断言するあたり、おれが推測する以上に、IOT-JAPANの顛末には詳しくないのかも知れない、と思った。これは君も当然知っているだろう、とおれが思っていたいくつかのことを、どうも君は知らなかったり、重大な勘違いをしていたりする。もしかしたら2004年のイベントも、それに触れているおれのブログ(このブログだ)も、今まで君は知らなかったのかも知れない(知っていたら2003年以降IOT-JAPANはない、と、署名つきで断言するメリットはないだろう)。

しかし、それはオカルト結社文化においては普通のことで、脱退したメンバーはその後、界隈の事情にある程度疎くなるのは割とよくあることだ。しかしながら、オカルト結社といえば仰々しいが要するに変わった趣味を持つ数人からせいぜい数十人が、飲み会で親睦を深めやれイベントだやれ儀式だと楽しく集う同人会だ。事情があって結社を離れても、険悪になったり、トラブルで激しく衝突したりといった理由でなければ、普通に個人的な関係性は続くし、そもそも各団体の人脈は先述の通り、交錯・重複している。

君の場合は、その後全く事情に疎くなってしまうような、そんな去り方だったのだろう。そして、複数団体を交錯・重複する生の人間関係とも、関わりを持てずに今に至るのだろう。君のブログには、当時の兄弟姉妹たちを名指しで、本名だなどと注釈付きで、口汚く罵っている記事がいくつか公開されていることからも、それは誰にでも窺いしれるというもの、お察しというやつだ。おれもある団体をまったく不本意な顛末で除籍されたことはあるが、それでも君のように振る舞うということは、想像もできない。そんなことをもし自分がしたら、自分のことが嫌いになってしまうだろう。

2.
1とも関連するが、君の記事で「関西人」として指されているのは、おれのことだろうか。そうでないと前後の文意が繋がらないからそう仮定して読むが、おれが2003年当時どこに住んでいて、いつどうやって今どこにいるのか、別に隠していることでもない。なんならこのブログを読めばかなり正確にわかるぞw
君のブログの論旨を汲み取るのはやや困難を伴うが、つまり

2018/10/15注記:著作権利者の申立により引用部分を削除


というのは、その間に岡山在住のバンギ がIOTにいたことはない、故にバンギ は嘘つきだ、ということを言いたいのだろうか。ここまで読めばわかるが、おれがIOT-JAPANと関係しだしたのは2003年からである。その顛末も、君が知らない筈はないとおれは最近まで思っていたのだが、どうも君はおれが思ったよりも事情に疎い可能性をおれは最近疑い始めている。面白いから放っておくが、せめておれの東京リチュアルのポッドキャストなどをチェックすれば、たぶん君が喉から手が欲しくてたまらない情報が山盛りであるぞ、と進言しておく。

3.
おれはIOTのイニシエートではないので、君があげたクイズの多くはおれには答えられない。おれは君のファンではないので、君の魔法名や書いた儀式などまったくどうでもいいし(なんでそんなものを知ってなきゃならんのだw)、研究者としての知見を踏まえてもクイズ自体がちょっとよくわからない内容だ。君が儀式を書いた、なんだかに登録された、後で復帰した、そういうのは全部、目下のところ君がそういってるだけであり、客観的なソースがない。ソースがなくとも、まぁあの人がいうならそうだろう、という了解を踏まえて大抵のことは運ぶのが世の習わしなのだが、残念ながら君は10余年の華々しいログ(その多くの当事者がおれ)、そして現在進行中の君のお家芸のせいで、「まぁそうなのかな」とはしづらい状況があるのだよ。無駄に長いキャリアにあって、自分の名前にある程度の信用の担保を築けなかったのは、これはもう自業自得であり、なぜそうなったのかは、君自身が一番よく知っているはずだ。

再掲・当時のログ::http://kontonlog.blog105.fc2.com


とはいえ、研究者のためにも思いつくことをいくつか書いておく。

・Chaos Mass はA,B,Cが言及されるが、仮にPHのHを加えても4つだな。Uを入れて5つとするか...まぁいいや
・そいつはJWだときいている。DJと君の、共通のメンターらしいな。
・知らんし、例えおれが団員でもどうでもいい話だ。IOTは知らんが、一般に秘儀結社はものしりクイズ王大会じゃないしな。一人がDLなら、もう一人はJWで、もう一人については推測する手がかりもないな。
・フェラチオババロンwww 知るかwww おまえさー昔からそういうのよくやってるけど、普通な、秘密結社で「あいつの本名知ってるか、なになにだぜ」てやるの、それで別段困ったりしないけど、タブー中のタブー、そんなことやる奴が関係者にいるって時点でそいつのメンターや紹介者の黒歴史になるくらいの行為だぜ。 君、そういう基本的なところがなってないから、何をいっても論外扱いなんだよ。



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結社ってのは、やっぱり人と人の繋がりなわけ。秘密を介した、親密な繋がりの遊びであり、ライフワークなんだよ。本質的には、ペーパーのことじゃないわけ。ペーパーは大事だけど、魔術って面白いな、結社に入ってみたいな、て思う人たちが、求めるものは、ペーパーじゃないわけ。

君は、かつての兄弟姉妹を実名あげて口汚く罵倒しながら、なんかよくわからない物知りクイズをさ(本当にクイズなのかどうかもあやしいものをさ)、執拗に書いてるわけだけど、それはまぁ個人の趣味性の問題だからあれこれいわないけどもだよ、そもそも、結社遊びってそういう人がやること、できることじゃないのね。やっても、意味がないじゃん。君は、いろいろあってIOTに入って、びっくりするような間抜けな顛末で除籍されて、今こうして、そうして、なんかやってるけども、普通に考えれば、いろいろわかるわけよ。君のふるまいそのものが、雄弁に、それを明かしているわけ。

なんか事情があって電子書籍売りたいなら、素直にそうプロモーションしてみたらどうかね。以前に匿名掲示板でもおれはそう言った覚えがあるよ。プレスカオスだしたよ!買ってね!スペア翻訳したよ、買ってくれ! それをおれは邪魔したことないだろ? ていうかおれも買ってんだよwウォッチャーとして仕方なくよ。金は返して欲しいけど、まぁ今はそれは言わない。ともかくも基本的には、君の商売を邪魔しようとはまったく思わないのよ。君も生きていかなきゃいけないんだから。君が立ちいかなくなったら悲しむ人もいるだろう。ただ、おれが愛する文化、おれの知人や過去と未来の友人たち、兄弟姉妹たち、Lineageを、無駄に貶めるようなのは、面倒くさいから放置つっても程度問題があるわけ。

あとな、おれは君が自ら名乗って、署名付きで書いて、世に出すのは、大賛成、願ったり叶ったりなんだ。そうしてくれれば、おれの負荷はかなり軽減される。いまだに時々質問されるんだよ。バンギさんって混沌の騎士団と関係あるんですか?て。そういう時、おれは本当に死にたい気分になる。書いてるもの見ればわかるっしょと。わかんないなら魔術とか向いてないよと。しかし、今まで君が署名付きで「私です」て書いたものは、意外なほど少なかったからな。じゃんじゃん書いてくれ。おれもアクセスカウンターには貢献するのは間違いない。


PS
ウォッチャーとして楽しく君のブログを拝読していたら、IOT JAPANがYoutubeになにかあげて、みたいなことが書いてあるから、すわそんな新しい動きがあるのか!と心踊らせたが、どう検索してもそれらしい新トピックは見つからない。よくよく君のブログ記事を読んでみると、なんだおれのことか、とがっかりしたもんだよ。
posted by bangi at 21:18| Comment(0) | 神秘 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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