2009年08月20日

Pseudo Media Theory


"単眼集約型メディア環境"
TV, Newspaper
Authorization/Civilian model

市民(Citizen)は、ひとつのまなざし(Camera, Pen, Common sense)をつうじて、社会インフラ(Infrastructure)上のひとつの場(Society)に焦点する
歴史的(Historical)に承認された(Authorized)中心(Main culture)とその周辺(Marginal, Subculture)は、絶対的(Absolute)かつ競合する(Competitive)

知の形態Intelligence format:
権威Authority/法Low/図書館Library/広告Advertise/欲望Desire



"単眼拡散型メディア環境"
Web,Blog, SNS
Collaboration/Tribal model

個々人(Individuals)は、それぞれのまなざし(Device、Browser, Cultural Behavior)を通じて、情報組織(Network)上の複数の場(Community, Nest)に焦点する。
一時的(Temporary)にFocus inされるMain streamとFocus outされるSub streamは相対的(Relative)かつ相補的(complemental)である

知の形態Intelligence format:
合意Consensus/禁忌Taboo/書庫Archive/記述Script/見解Opinion



"複眼内化型メディア環境"
Twitter,Tumblr
Internalization /Shamanic model

匿名単位(Anonymous unit)はそれぞれのまなざし(Mobile device, Nerve feedback)を溶解(Follow)、共有 (Reblog)し,個々の意識(Consciousness)に内化(Internalization)する。
非時間的(Non-liner)に知覚(Perception)される複眼幻視像(Omni-sight)は、相互蓄積的(Co-Accumulative)かつ共感的(Sympathetic)である

知の形態Intelligence format:
啓示Revelation/因果Karma/共時性Synchronicity/映像Vision/意志Will


Twitter
http://twitter.com/bangi23

Tumblr
http://bangi.tumblr.com/


PMT100.gif
posted by bangi at 14:55| Comment(9) | ネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月08日

ボーンノリッピー



すでにティモシーリアリーみたいな存在感。あるいはその予感。
Consensus Reality と Alternative Realityの界面をここまで意識的に挑発的にデザインできたという点では大人物には違いない。

そんな彼女もしかし目下のところ、ヤクザ、シャブ、芸能界という既存の重力を振り切るEscape Velocityには到達できなかったようだが、実はここからの展開次第ではまだまだどうなるか。極左ゲリラWeather manの手を借りて脱獄し、CIAを向こうに張った逃亡生活の挙げ句20世紀カウンターカルチャーのアイコンとなったTimothy Reallyよろしく、海外逃亡〜twitterとYoutubeを駆使してノリッピーなライフスタイルとメッセージをデジタルアンダーグラウンドで発信し続けたなら、、、

21世紀のSPEED DIVAの誕生だ。妙にパキパキしたChemical Witchcraftの勃興すらあり得なくはないだろう。それはひとえに、彼女が既存の重力圏へのソフト/ハードランディングを求めるか、真の自由を求める強靭なPositive Visionによってその重力を振り切るか、その意志に委ねられているのかもしれない。違うかもしれない。

www.dotup.org13291.jpg
posted by bangi at 16:45| Comment(0) | ネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月06日

JILLカッコいいヒウィッヒヒー



自分が高校生だった頃は気にとめなかったが、周りではよく聴かれていた気がする。
いい曲だしJILL姉さんカッコいい。太れば太るほどカッコいい。いやそんな乱暴なことじゃなくてなんていうか、とにかくその瞬間、JIllはカッコいい。
最近再結成しているようだが、それはこの瞬間のPersonz、Jillとはまた違うものであろう。それはそれとして頑張って欲しい。

いやまぁそれだけ。

広瀬香美がtwitterのテーマソング「ビバ☆ヒウィッヒヒー」をリリースとのニュースが気になるが、2chのニューススレッドもtwitterもサーバ落ちてる。イラン民主化デモ時にも落ちなかったtwitterが、まさかこのニュースのせいで、、、。気になる。

2ch該当ニューススレッド
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1249563205/-100
posted by bangi at 23:41| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月26日

Never can say good bye




































This is our achievement, the network.
see you next planet, RIP










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2009年06月18日

私信・美しき霊能者へ

君のいうように、エネルギーの交換という概念は非常に広い領域に渡って、それこそ人類の認識が及ぶ限りの宇宙の果てまでも通底するような、熱力学的な普遍の真理(にかなり近いもの)であって、してみれば物質的な対価や貨幣の移動なんてのはそのごくごく局所で起きる些細なことに過ぎない。

そして霊的リソース、霊的資産と仮にいってみるとすれば、それは地球上の有限の金属資源である金を基準とした貨幣経済とは、全く原資も流通経路も異なるものとしてしか捉えられない筈なんだよ。いつか将来、他の惑星の文明と出会ったとき、その星の経済で地球における金に該当するような資源、たとえばルーゴドとかいう名前の資源を介して貿易しようとする時に、1ルーゴドが何ドルかなんて、最初は誰にも決められない。ふたつの文明が出会って貿易が始まる時には、必ずその断絶が露になる。そして誰にも決められないそのレートが決定される瞬間は、多くの場合それは戦争、純粋な欲望と無慈悲な戦略が解放される祭り、隷属と支配の力学を決定する「最初のじゃんけん」という儀礼によってもたらされるんだよ。

ある種の霊的技術を用いたサービスに、物質ベースの価格を決定するということは、構造としてその戦争状態、隷属と支配の権力ゲームを自ら引き受ける、ということでもある。それがよく見える戦争か見えにくい戦争か、その時のレートが自分にとって有利か不利か、を問わずにね。

その権力ゲームからあらゆる位相において身を引くために、そもそも物質次元のことを物質次元内でカタをつけられないうちは、霊的修行に手を出してはいけない、という厳しい戒律を守っている流派も存在する。その総本山のようなサロンは、意外と君の近くにもあったりもするかもよ。それは市場経済を否定するのではなく、強引な市場の統合、そしてそこに不可避的に付きまとう戦争状態から出来うる限り距離を置く、一種の美学なんだね。灰は灰に、肉は肉に、霊は霊に、というわけさ。

いやそんな戦争なんてとっくの昔に終わってる、ここには霊とモノを媒介する統合された市場が既に確立されている、私はプレイヤーの一人に過ぎない、と割り切れるなら、存分に経営手腕を発揮するがよろしい。地球をひとつの閉鎖系とみたてて、ひとつの市場原理のもとに統合して覇を競うのが、グローバリズムというやつだ。まだ誰も手をつけていない天国あるいは地獄の鉱山をぶち抜きで発見できたら、ビッグサクセスが待っている。

ぐっと自分のスケールに話を引き戻してみると、霊的資本主義経済のスタープレイヤーならまだしも、霊的労働者階級なんてのはおれは不真面目だから到底できないね。物質次元でも、労働者に向いてない、なれないってことに昔から気付いてたから、おれは早々に会社やってるわけだしね。

さらに突き詰めていくと、喰わねば死ぬ、死んだら霊性もなにもない!と叫ぶことも勿論できる。でも、あれ? スピリチュアリズム的には、死んだら霊になるんだっけ?どうだったっけ?

子ども生む女性の感覚からすれば、生きる肉体と霊のあいだの線引きはあいまいだよね。あの世とこの世が曖昧に混じりあっている。でも肉体を生かすのはやっぱり物質であって、Moneyでお腹は膨れない。君を生かす物質の糧が、Moneyが展開する市場に厳密にコントロールされていて、そこから逃れるすべはないと観念するなら、優しい子羊としてドルの草を食むがよい。おいしい。けど、無尽蔵の、アナーキーな、既存の市場を大混乱させてひっくりかえす、本当の外部のリソース、外宇宙の未知の資源を夢見ることは、断念しなければならない。そういうのは、海賊どもがごっそりかっさらう。世の常さ。

スピリチュアリストにもいろいろいる。実業家もいれば高給取りもいる。労働者もいれば海賊もいる。鳩もいれば蛇もいる。君がなりたいものになろうとする時、ふと気がつけば君のまわりは宇宙人だらけだ。その時、君は定石やマニュアルやセミナーはどこにも見つけられない。それらはみな市場を巡る商材であって、市場は宇宙人が嫌いだからね。そしておれは地球の女の子が大好き!





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2009年05月30日

からだの星座

ここしばらく、鍼に通っている。
すこぶる調子はいい。

要は経絡、情報神経系のターミナルに刺激を加えてシステム全体の再調整、時にハッキングを行うもの、というのがおれの現時点での鍼の理解だ。おれは鍼を打たれている時に、フィジカルな身体とはまた別レイヤーの、脳内に結像する神経映像としての身体を強く感じる。

西洋医学が発見してきた「神の機械」としての身体と、東洋医学が追求してきた「映像としての身体」に、微妙なズレがあるのは何故だろうか。おれの仮説は、チャクラ、経絡といった「映像としての身体」とは、原初のバクテリアから現在の霊長類まで連なる永い時間のなかでかつて体験した様々な身体の「残像」なのではないか、というものだ。

昆虫、は虫類、無脊椎動物、もしかしたら植物や鉱物までぼんやりと内包する「身体の残像」の担い手は、もちろんDNAだ。そして我々のタンパク質/炭素ハードウェアを「利己的な遺伝子」のヴィークル、その戦略的な一過性の表象として捉えれば、身体の「残像」は、過去の記憶のみならず未来の予感をも内包する、といえるだろう。

背骨の基底部に竜の生命力を格納し、膨張する脳神経系によって霊界=情報空間を拡大する人間の身体は、両生類のまどろみと天使の官能の間で振動する。そこには過去と未来のゆくたてが織り成す無数のひだ、紋、レイラインが緻密に刻まれていることだろう。経絡、チャクラ、スシュムナーといった様々な身体映像システムは、タンパク質/カーボンハードウェアとDNAの情報戦略地図に刻まれた情報単位(bit)を解読・更新するサイバネティックスとして位置づけられるのではないか。

ここまで書いたところで、妻がおもむろに服を脱ぎ落とし、恍惚とした表情で歩み寄ってきた。おれはしっぽりと濡れそぼる秘密のチャクラに向かって、マントラを吹き入れる。母音と子音の絶え間ない律動が、光の粒の大いなる流れとなって、彼女のガンジス、ナイルを氾濫させる。再び昇る、シリウス。

古代の東西の神秘家たちは、ヨガ的、シャーマン的、魔術的な心身の行により、身体と霊性のサイバネティクスを拡張しながら、個体の身体を超え出た地平に「未来の身体」を幻視した。それは時に神やデーモン、天使、大いなるもの、アダム・カドモンとして時空の外殻へ投影され、それへの回帰、または合一の熱望へとタンパク質/カーボンハードウェアを駆り立てるDNAの進化戦略的映像だ。その映像は芸術と神学、宗教を生み出し、人類の群生形態を社会組織化してきた一方、ヨガやMAGICK、そしてSCIENCEといったテクネーの拡張を推し進め、ついに近現代の心理学、脳神経学、量子物理学、電子メディアの到達による位相転移をもたらそうとしている。

行がもたらす身体変容による霊界への参入、拡張という「上昇」のベクトルから、知覚そのもの、映像そのもののデザインから身体生理・政治を変容・拡張せしめる「下降」のベクトルへの、霊性のポリティクスの反転。かつてみたものの全て、かつてみなかったものの全てを神経系に直接点描する電子メディアテクノロジーによって、生命にとって、DNAにとっての「経験」、そしてその触媒としての「時間」が意味するもの、担うものが、劇的に再解釈、再編成される。タイムマシン、アセンション、スパイラルゼロ点、なんと呼ぼうとそのオメガポイントは目前に予感され、芳醇な香薫を漂わせているが、その到達はまた石油燃料枯渇や環境汚染といった物理的エントロピー飽和速度とのチキンレースにかかってもいる。

なんてことを考えながら、治療院のベッド上で身体中に打ち込まれる鍼が描き出す自身の身体映像にアストラルトリップしていると、なるほど経絡というのは身体に浮かび上がる星座のようにも感得される。特に、お気に入りの火鍼(針先を火で焼いてチクジュ!とやるやつ)は、ハイファイに色鮮やかな花火を星座を構成するひとつひとつの星に狙いを定めて打ち込んでくような、まこと映像的な美しさを我が身体インターフェイスに描画するのである。おれのなかのトカゲや魚や鳥や花が、この炸裂する星座の光を仰ぎ見ながらびっくりしたりハッとなにかに気付いたりなにとはなしになにとはない方向へのそりと移動したりしているかと思うと、なかなか愉快な気分である。


星と花火と意識の寓話


ちょっといい感じに仕上がりつつあるLuciferian最新作



インタビュー 笠井叡
http://www.pan-kyoto.com/data/interview/Vol-40_i.html

立体音響・ホロフォニクス「花火」
http://www.youtube.com/watch?v=bAQVx8DqHNA&fmt=18


posted by bangi at 22:57| Comment(1) | TrackBack(0) | 神秘 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

イネナリRISING

田植ワークショップにいってきた。

稲荷(=イネナリ)系にはなにかとお世話になっているので、稲くらい植えとかないとまずいだろうってことで知人の誘いにこれ幸いと乗ったのだが、大変楽しかった。

早苗というのは本当に愛らしい。はじめてやった気がしない。裸足で田んぼのあぜを裸足で歩けば砂のひと粒も無意味に蹴散らす必要はないことに気付く。おにぎりうまい。田植えは日本人はもう是非一度体験して損はない。もう、是非。

ラジカセのマーラーで田開きの舞を踊ったフリーの巫女は、見事としかいいようがない無意識過剰派。ニューエイジな表層を透かしみれば、深層からつきあげるイネナリの衝動に完全に踊らされている、理想的な、本物の巫女。春の田園、マーラー、巫女舞、早苗。あんな幸せで貴重な光景はもう滅多にみることはできないだろうが、それでいてやはりある必然に導かれた、5万年の約束が粛々と成就したような、GROK感。得難いものを得た。

夜はヨガの先生とひさびさにやらかしてしまった宗門論難。
イネナリのカミがバリバリ現役な榛名の地では、無意識過剰な女性に挑んでも分が悪い。
そんなことわかりきっているのにね。楽しんでくれたならせめてものなんとやら。

朝ヨガの後はひたすらバーベキュー。もう食えねー!

■Misa Joey, Almoa, Minakumari

新作がいよいよ大詰めのMisa Joey、某標高高いところで公開録音を目論むAlmoa、田んぼで出会ったMinakumari。なにこのディーバフェスティバル。
事の発端がGORUGOTHだというのが今期のNOW HEREな感じか。

http://www.misajoey.com/
http://www.almoa.info/
http://www.minakumari.net/









 


紅茶ブレンダーでシタール奏者Minakumariがヒンディ語でちびっこささやくアンビエント/エレクトロニカ経由ホームミュージック。ロリータつーかクマリ、そういうPurenessが追求されるまでもなく噴出する活仏トイポップ。とても切実な音楽だと思います。Tr8 "Sapna"が秀逸。




■パーティ
6/5(金)の夜は都内某所でパーティ。ピンときたらご連絡を。タダ酒祭りだ!




posted by bangi at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

送った

「大地震の時のお礼にマスク」台湾から兵庫・大阪へ
http://www.asahi.com/national/update/0521/OSK200905200151.html

台湾から200万枚のマスクが届けられるとのこと。

おれは台湾が大好きだ。タクシーの運転手も立派なレストランの主人も、皆一様に洗練され、シャイで、優しかった。暖かい気候が育んだ柔らかな精神文化が息づいていた。
夕暮れの国道を疾走するスクーターの若者たちもマスクをしていた。台湾は日本と同じく、マスクを日常的に使用する。

NHKでは取材した台湾のおじいさんの発言を恣意的に編集し、本人から抗議を受ける。
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-716.html

日台中関係の微妙な政治力学にここで深入りするつもりはないが、指差しておくべき事象として、国営放送に対するカウンタージャーナリズムがネットによって成立する時代になった、ということ。


ビビアン・スー最高


シンディー・ワン 軍服でダンス


ともかく、おれは台北駐日経済文化代表何路からマスクのお礼のメールを送った。
http://www.taiwanembassy.org/JP/

送信ボタンを押した後、サーバが返してくるアラートメッセージに微笑。
send.png

台湾最高

posted by bangi at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

不思議ソング

これもの凄い影響受けたと思う。


そしてなんか思いっきり考えさせられたなー
「え!不思議ソングで盆踊り?」てRaveのことだよねw
posted by bangi at 22:49| Comment(5) | TrackBack(0) | 詩と芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

My life with spirit

湯煙夫妻のお誘いでハーレーとイリュージョンのイベントにいってきた。
http://www.harley-davidson.co.jp/event/bluesky/2009bsh.html?id=4888

いまいちキレのない男たちのどうでもいい前戯ショーに続いて姫君登場、さすがプリンセステンコーは子供だか大人だかわからない体躯と動きでMagical feelingを盛り上げる。
ネタ的には「小営業」的なパッケージであったが、姫のまさに魔術的な存在感とパフォーマスに大満足。姫に憧れて未来の魔法少女へと人生の舵を切るちびっこは一定数いるだろう。




かくいうおれも、実は6歳から10歳くらいまで、いわゆる舞台魔術Stage magicを習っていた。最初のお師匠はパピヨン大西氏。うわ、HPができてる!師匠変わってねー!
http://www.papiyon-ohnishi.com/

名古屋に住んでいた頃、毎週木曜日の師のレッスンに足繁く通い、ちょっとした舞台の助手も務めた。後に徳島に移住した後も地元サークルに所属し、日本奇術連盟主催(?)の発表会で何度か舞台を体験した。そのとき、おれはおそらく初代、そして2代目引田天功両氏とお会いしたことがある。

初代はおぼろな記憶だが、2代目すなわち未来のプリンセステンコー女史とは確かにジュースで乾杯をした。他にはマギー史郎師匠、ゼンジー北京師匠、松旭斎すみえ師匠とも、直々にお目にかかり「頑張りなさいよ」とお声をかけていただいた。奇術の世界は狭く、大きな大会ではそういったビッグネームが割と気楽に応援にかけつけていたのだ。

当時のおれのスーパースターであった引田天功、そしていつか自分も入門したいと真剣に考えていた松旭斎一門と、直に出会い同じ舞台に飛び乗ったおれの子供時代は、思えば幸福、幸運であった。誰であろうが「とにかく会いにいく」というおれの基本方針は、この頃に育まれたのだろう。おれにとって、魔法使いは雲の上の存在ではなく、舞台と楽屋、虚構と現実の危うい境界線をともに闊歩する引率者、同伴者であった。

おれが奇術を習いたい、将来はプロの奇術師になりたい、と堅く心に誓ったきっかけは、6歳だか5歳の誕生日に母親が演じてみせた「離れる親指」であった。衝撃が走った。世界はそれまでの世界ではなくなった。真実はどこにもなく、全ては許されている、故に、汝の意志を為せ、それこそ法の一切とならん。そんな魔術的啓示が、その瞬間におれの幼形の背骨をサハスハーラからクンダリーニまで、ケテルからマルクトまで突き通したのだ。全ては母のせいなのだ。母方はそういうことをしがちな家系なのだ。

それ以降、おれの主な関心ごとは奇術であり、母親が探してくれたパピヨン大西師匠のスクールに毎週通った。名古屋市の松坂屋本店カルチャースペース、あるいは名古屋国際ホテルの会議室に、6才から8才くらいまで一人で通った。シルクのハンカチ、リング、紐をおあつらえ向きのトランクケースに詰めて。その時すでに、おれはおれを子供だとは思っていなかった。これからどれほどの年月を重ねるのかは検討もつかなかったが、確かにおれはその大きな、既に決定された計画の、必要なプロセスを一歩づつ歩んでいるという自覚のもと、自らの小さな歩幅にギラつくフラストレーションを感じていた。

徳島に移住してから所属したサークルでは、大掛かりな舞台装置が必要な舞台奇術は遠ざかり、トランプや手技によるテーブルマジックが主となり、次第に熱意も失せていった。最終的にサークルの会合に顔をださなくなった時、後のGORUGOTHとともに「悪魔の音楽」ヘヴィメタルとハードコアパンクに出会った。

Magicにはじまり、何かを勘違いしてMagickへと巻き込まれていくおれの人生は、それでもやはり、なにか強く太い一本の紐に導かれているように思う。少なくとも、矛盾はないようだ。

GORUGOTHから某大なCDRとともにある秘密の企てが記された手紙を受け取った矢先、おれはハーレーダビッドソンの群れのなかで引田天功と再会した。なにかが再び、動き始めているようだ。次なるステップとして、おそらくおれはハーレーに乗るべきなのだろう。

これがいい!
http://www.harley-davidson.co.jp/lineup/vrsc/vrscaw.html

そんでふたたびStage Magicに回帰したりして。

話は前後するが姫のステージが終わって早々に、坂田金時、いわゆる金太郎が眼病を癒したという婆子温泉へ。熱めの湯に沈むと、正面にはしめ縄で区切られた聖域に巨岩。夢と判別がつかない時間をいとも容易く生成する装置。誰もいない湯屋で、おれが全裸でなにを行い誰と語らったかは、もちろん秘密である。

友よ、君はいつでも、おれが最も必要としているものをもたらす。
ほんとにありがとう。




posted by bangi at 22:24| Comment(5) | TrackBack(0) | 神秘 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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